Forever inspire the creat
2021年が暮れようとしている。明けない夜はないし、終わらぬ朝はない。朝の終わりを描く物語がないことは、そのあとの昼間が人生の絶頂に例えられるからかもしれない。
私の人生の浮き沈みを何かに例えることはまだできない。道半ばであるからだ。
明日は明日の風が吹く。
そんなふうに気持ちを決められたらいいのにと幾度も感じて生きている。今日のことも満足にできない、だから明日のこともうまく決めきれない、先が見えないなりに時間は過ぎていく。人間が地上にいる間は平等であることを思い知らされる。
はじめて出会った人がいた。私と同じように感じて、同じ言葉を使って、同じように生きている。でも、ひとつだけ決定的に違う感覚がある。自分というものがある。私の先を行く、年下のその人に心酔している。何を考えているか知りたくて、何を見てきたか知りたくて、何を思っているか知りたくて目をのぞき込んでしまう。目を見ることはもともと得意ではないのに、好奇心のほうが勝ってしまうのだ。
どう思う?何を考えている?
例えば、缶ビールの飲み方ひとつでもどうしてそんなふうに飲むの?と聞いてしまいたいほど心酔しているときがある。
私の人生の成功が現時点で夜明け直後だとしても、彼との関係は頂点すぎのほどよく15時くらいだと感じることが多い。夕暮れ直前の不安な気持ちと、まだ見ぬ闇夜にある怖いもの見たさの好奇心が入り混じっている。
私はどこへ行くべきか。またも迷って日が暮れる。2021年も暮れてしまう。
2022年もきっとあの人を追いかけてしまう。あまり近づきすぎないようにしている。たぶん、そのほうが互いの仕事がうまくいく。私たちはともにクリエイターだから。
We don't should be meet us. But I know, already stay love among us.
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